2020 Spring Photo Exhibition 松原豊写真展「知立」
2020 Spring Photo Exhibitionは松原豊写真展「知立」を開催いたします。→2020年4月17日開催中止と決定致しました。なお延期の予定はございません。
私が愛知県知立市に演劇の記録撮影のためはじめて訪れたのが2013年。駅前では再開発が緩やかにはじまっていた。「まもなく無くなる風景だな」と少し意識しながら1年間ほど主に駅前での撮影を進めた。酒を呑むために入ったスナック「函館」では北島サブちゃんの肖像画が飾ってあった。初めて入ったその店で私は調子にのりカラオケを歌い呑んだ。そして酔った。あれから7年ほどの月日が流れ電車越しに見る駅前の風景は随分と変わっていた。
カラー作品
※作者在廊日
作者は4月17日、19日以外は在廊予定です。(在廊確定した段階でこのページにてお知らせ致します)
2020 Spring Photo Exhibition
松原豊写真展 「知立」
開催日時 2020年4月10日(金)〜13日(月)、17日(金)〜20日(月)13時から18時まで→開催中止と決定致しました。
写真展会場では冊子「知立」を販売いたします。
冊子「知立」案内ページ
写真展内容
2013年5月、演劇広報用撮影をするためにはじめて「知立」を訪れ
それからおよそ1年間ほど通うことになった。
再開発の進む名鉄の駅周辺および近郊を歩いた。
駅周辺ではひんばんに踏切が鳴っていて電車の通過音がしていた。
駅前の居酒屋のおばさんは「もう明後日が店じまいなの。」と話してくれた。
慌てて撮影の約束をした。夜のスナックには北海道を故郷にする人達が集まっていた。
数年後この写真に写っている光景 はほとんど見ることができなくなっているだろう。地方都市と呼ばれる「まち」の風景がここに在る。
松原 豊
(テキスト 冊子「知立」案内文抜粋)