2024年冬企画展-2 松原豊写真展「村の記憶／まえとあと＋＋＋」
※写真は2024年6月にGallery街道で開催した「村の記憶／まえとあと＋＋」会場展示記録
2024年gallery0369の冬企画展2は松原豊写真展「村の記憶／まえとあと＋＋＋」を開催します。今回の展示はこれまでに開催してきた写真展「村の記憶／まえとあと」の続編となります。
「村の記憶／まえとあと」は2023年12月のgallery0369での展示からはじまったシリーズで「村の記憶」が誕生したプロセスを学生時代に撮影した作品、未発表作品などと共に、タイトルの後に＋をつけてこれまでの作品に加算増殖する様子をご覧いただいています。。
今回の展示では前回2024年6月に東京中野のGallery街道で展示した作品を更に増殖させる形で展示構成。「村の記憶／まえとあと＋＋＋」として展示します。
開催期間中関連イベントとしてギャラリートークと昨年に続いての連続開催になる演劇公演「コケムスカヲリ」の特別公演の開催を行います。開催初日の12月21日(土)のギャラリートークは京都在住の柳沼昭徳氏(烏丸ストロークロックの劇作家・演出家)と松原豊によるギャラリートークを開催します。これまで現代口語劇で舞台表現を続けてきた柳沼氏は、ここ数年、里神楽をベースとした「祝・祝日」シリーズを全国で公演しており、松原は三重や兵庫の公演の撮影を担当しました。「祝・祝日」の舞台を作り上げていく中で柳沼氏が見つめてきたことと、松原がカメラを通して見つめてきたもの。演出家と写真家が何を見、何を感じてきたのか。里、村、神楽、表現、記憶。様々なキーワードから紡がれる世界をお楽しみください。参加予約はこちらのリンク先よりお申し込みください。（関連イベントはすべて開催が完了しております。ご参加ありがとうございました。）
伊勢新聞さんで紹介していただきました。
https://www.isenp.co.jp/2024/12/23/121987/
松原豊写真展「村の記憶／まえとあと＋＋＋」展示期間中に書いたテキスト
昨年12月にgallery0369からはじまった「村の記憶／まえとあと」。今回は前回2024年6月に東京中野のGallery街道で展示した「村の記憶／まえとあと＋＋」の続編として＋を加えたタイトル「村の記憶／まえとあと＋＋＋」としてを展示します。「村の記憶」が誕生したプロセスを学生時代に撮影した作品、未発表作品などと共に、タイトルの後に＋をつけてこれまでの作品が変化する様子をご覧いただいています。今回はテキスト情報をできるだけ取り除いた状態で構成。「村」や「記憶」の輪郭に写真を通して触れてもらうこと共に、撮影場所や撮影時期の異なる写真が混ざり合った時の感じを確かめてみたい、という主旨で展示。白い空間の白黒写真は見る人に「どのように感じられたのか？感じられなかったのか？」お聞かせいただければ幸いです。
開催期間中には京都在住の柳沼昭徳氏(烏丸ストロークロックの劇作家・演出家)と松原豊によるギャラリートークを開催しました。これまで現代口語劇で舞台表現を続けてきた柳沼氏は、ここ数年、里神楽をベースとした「祝・祝日」シリーズを全国で公演しており、松原は三重や兵庫の公演の撮影を担当しました。「祝・祝日」の舞台を作り上げていく中で柳沼氏が見つめてきたことと、松原がカメラを通して見つめてきたもの、演出家と写真家が何を見、何を感じてきたのか。里、村、神楽、表現、記憶。様々なキーワードから紡がれる世界をお楽しみいただきました。また演劇公演「コケムスカヲリ」では「村の記憶」という写真に「中嶋さんを最近見ない」という物語がいったいどのように絡むのか、絡まないのか？ということを観劇してもらいました。舞台の背景にある展示写真が舞台の演出装置のように感じる時間を過ごさせてもらい、予定調和的でない世界が誕生したことを感じました。今後も「村」という場所が持つ磁力のようなものを強く叫ばずに縦軸と横軸を意識しながら＋＋＋を座標軸として重ねる形で表現できるように進めて参ります。それが「まえとあと」のあと（=これから）の部分になると仮定しながら。
あなたにとっての「村」とは？
会場にて2011年に発刊した写真集「村の記憶」（月兎舎、絶版）、2024年に制作した写真展図録「村の記憶／まえとあと」（一期堂）をご覧いただけます。（図録は販売しております。）
展示情報
タイトル：松原豊写真展「村の記憶／まえとあと＋＋＋」
開催日時：2024年12月21日(土)～31日(火)
開催時間：13時〜18時
年末年始：2024年12月31日（火）年越し開催、甘酒振る舞いあり〜2025年1月1日元旦正午ころまでやってます。
追加開催：2025年1月2日（木）〜3日（金）開場致します。開催時間は13時〜18時となります。
開催日関連の注意事項：※12月21日（土）と22日（日）は15時以降は有料イベント開催のため参加者のみの入場とさせていただきます。ご了承ください。（関連イベントは無事に終了致しました）
休廊日：12月25日（水）26日（木）休廊になります。
駐車場：会期中は Théâtre de Bellevilleの駐車場 （三重県津市美里町三郷2104）をご利用ください。
作者在廊：在廊日はwebページ、SNSでご案内させていただきます。
展示作品： ゼラチンシルバープリント作品
写真展「村の記憶／まえとあと」関連イベント→12月21日無事終了致しました。ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
①ギャラリートーク：「村を記憶するということ」12月21日（土）15時〜開催
柳沼 昭徳（烏丸ストロークロック劇作家･演出家）×松原豊
12月21日（土曜日）開催（予約必要・有料）
開催時間：15時〜16時頃まで
参加費：￥1,100（税込）
予約申込：こちらの予約ページからお申込ください。
※12月21日（土）15時以降は、ギャラリートークをご予約いただいた方のみの入場とさせていただきます。御了承ください。
写真展「村の記憶／まえとあと」関連イベント→12月22日無事終了致しました。ご参加いただいた皆さんありがとうございました。
下記イベントは受付を終了致しました。ご予約ありがとうございました。
②ギャラリー演劇公演：「中島さんを最近みない+++」12月22日（日）15時開演
昨年12月にgallery0369で上演した、あの「中島さん」が帰ってくる！日常を描く演劇チーム コケムスカヲリがお届けする「中島さん」をめぐる物語です。客演に、だいほー（劇団Cr→）を迎え、パワーアップしてお届けするリメイク最新版。昨年ご覧になった方も、初めてお越しになる方も、冬を迎えた美里のギャラリーで展覧会と合わせてお楽しみください。
「中島さんを最近みない+++」
作・演出：橋本純司
出演：角谷明子、ジョージ、加藤美咲、だいほー（劇団Cr→）
会場：gallery0369（津市美里町三郷369）
開催日：2024年12月22日（日） 15：00開演（14：30開場）、終演後、出演者と松原豊によるアフタートーク（ドリンク付き）がございます。
料金：1,500円（税込・ドリンク代込み）
予約申込：こちらの予約ページからお申し込みください。
コケムスカヲリ メール: kokemusukaori@gmail.com でも受け付けます。
※12月22日（日）15時以降は、演劇公演をご予約いただいた方のみの入場とさせていただきます。御了承ください。
コケムスカヲリの活動について：コケムスカヲリwebページ
写真展「村の記憶／まえとあと」これまでの展示履歴
村の記憶／まえとあと 2023年12月 gallery0369 https://gallery0369.jp/exhibition/2023matsubarayutaka-murakio/
村の記憶／まえとあと＋ 2024年4月 gallery176 https://176.photos/exhibitions/240405/
村の記憶／まえとあと＋＋ 2024年6月 ギャラリー街道 https://x.com/GalleryKaido/status/1804705172305899890
村の記憶／まえとあと＋＋＋ 2024年12月gallery0369 https://gallery0369.jp/exhibition/2024matsubarayutaka_murakio_maetoato/
「村の記憶」展示履歴など（作成中）
