2021年 早秋企画展 小池貴之写真展「Домой – シベリア鉄道 -」

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©Kino Koike/Домой

2021年早秋企画展は小池貴之写真展 「Домой – シベリア鉄道 -」を開催致します。小池さんは東京都在住の写真家。キノコイ写真研究所で銀塩白黒写真の個人研究も進めています。白黒写真で、暗室ワークで作品を制作されています。昨年各展示会場で好評の声も多く、リクエストの声がgallery0369にあったりしたことから声をかけさせてもらい快諾していただき今回の展示が実現することになりました。(地方での開催は初めての開催となります。)コロナ禍の最中、海外旅行にいくのも困難な状況が続いていますが、シベリア鉄道で撮影された車窓風景と車中で交わされた人々との光景をオリジナル銀塩白黒写真にてご覧いただければと思います。会場では「Домой – シベリア鉄道 -」写真集と写真作品販売、NAGI85号Monochromeのシリーズでオーナー松原がインタビューを掲載したNAGIなどの販売も行います。こちらも併せてお楽しみいただけれと思います。


展示情報 タイトル: 小池貴之写真展 「Домой – シベリア鉄道 -」
開催日時:2021年9月24日(金)〜26日(日)、10月1日(金)〜3日(日)6日間の開催になります。
開催時間:13時〜18時
入場:無料
駐車場: Théâtre de Bellevilleの駐車場をご利用ください。
作者在廊:会期中全日在廊予定
展示作品: 作者自ら暗室でバライタ印画紙にプリントしたモノクロプリント25点を展示。展示会場にて展示作品、及び写真集の販売も行う。


会期中関連イベント:
イベント開催予定。内容が決まり次第お知らせ致します。


展示作品ステートメント:
「ダモイ」。旅の途中、私は何度もこの言葉を聞き、少しドキッとしていた。 それはシベリアに抑留された人たちが聞いたという言葉だったからだ。 日本とロシアの間には戦争の記憶や領土問題など今もお互いの関係に隔たりがある。北海道で育った私はそれを強く感じていた。 未知の国ロシアを知りたい。その好奇心から私はシベリア鉄道で旅をすることにした。 ウラジオストク~モスクワまでの約9000km の区間を何度も乗り降りし、車内の人たちと話し、人や景色を撮った。 出稼ぎ労働者、エンジニア、軍人、商人、旅人、様々な人と仕事や文化、政治、歴史などをグーグル翻訳越しに語り合った。彼らは饒舌で気さくで自由に話す。ロシアは閉鎖的という私の想像はひと昔前のステレオタイプだったのだろう。 「Домой」。これは故郷や家庭、帰るということを意味する言葉だ。 親しくなると彼らはその言葉を多用し、自慢の風景や家族や友人の写真を嬉しそうに見せてくる。君のことも知りたいと根掘り葉ほり聞いてくるのも微笑ましい。 鉱山の労働を終えて実家へ帰る途中の男は言った。 「この鉄道があるから故郷へ帰ることができる。家族に会うことができる。君にも会えた。故郷を見せたい。」 遠くから来た私を分け隔てなく受け入れ知ろうとする彼らの姿に感動した。 気がつくと、私と彼らの間にある汚れた窓は取り払われていた。


プロフィール:
小池貴之|Kino Koike – 経歴 1999〜京都、2005〜東京を拠点に写真作品を制作 1980 北海道函館市生まれ 2005 立命館大学大学院理工学研究科修了 – 個展 2003/11 モノクローム (Photo Gallery ississ 京都 ) 2005/03 現れた瞬間 (Photo Gallery ississ 京都 ) 2019/02 街と体温 – 香港 – (Paper Pool 東京 ) 2020/09 Домой – シベリア鉄道 – (Roonee 247 Fine Arts 東京 ) 2020/12 Домой – シベリア鉄道 – (Gallery Main 京都 )


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©Kino Koike/Домой

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©Kino Koike/Домой

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